婚活でバツイチ男性だからといって、一律に不利になるわけではありません。ただし、「むしろ有利」とも言い切れず、年齢や子どもの有無などを合わせて見る必要があります。
2025年の婚姻では、夫が再婚だった割合は17.5%でした。一方、IBJの成婚率では再婚男性が初婚男性より約5ポイント低く、再婚自体は珍しくないものの、婚活で一律に有利とは言えないことが分かります。
自分の状況を判断するときは、次の4つを分けて確認すると整理しやすくなります。

図解で示した4つのポイントを、本文でも短く整理します。
- 再婚自体は珍しくない:2025年の婚姻で夫が再婚だった割合は17.5%
- 一律に有利ではない:IBJでは再婚男性の成婚率が初婚男性より約5ポイント低い
- 年齢でも傾向が変わる:男性の成婚率は30〜34歳が高く、年代が上がると低下傾向
- 子どもの有無でも変わる:子どもがいる場合は、生活や家族について相手と確認しておきたいことが増える
離婚歴だけを見て必要以上に悲観する必要はありません。年齢や子どもの有無、現在整理できている条件まで含めて、自分の場合はどうかを確認していくのが現実的です。
まずは、バツイチ男性の婚活を「有利・不利」の二択だけで判断できない理由から確認していきます。
婚活でバツイチ男性は不利?離婚歴だけでは判断できません
バツイチ男性の婚活を考えるときは、「再婚できる人がどれくらいいるか」と「婚活でどの程度成婚しているか」を分けて見る必要があります。
厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」では、2025年の婚姻のうち夫が再婚だった割合は17.5%です。これは婚活市場だけを調べた数字ではありませんが、再婚そのものが極端に珍しいケースではないことは確認できます。
一方、IBJが公表した「2024年度版IBJ成婚白書」では、成婚率(成婚者÷[成婚者+退会者])について、再婚男性は初婚男性より約5ポイント低い結果でした。
この2つは測っている対象が違うため、「再婚は珍しくない」という事実と、「結婚相談所では再婚男性の成婚率がやや低い」という結果は両立します。
| 過度に悲観しなくてよい材料 | 確認しておきたい条件 |
|---|---|
| 夫が再婚の婚姻は一定数ある | 年代によって成婚傾向が変わる |
| 離婚歴だけで可能性は決まらない | 子どもの有無で確認事項が変わる |
| 一つの数字だけで個人の結果は決まらない | 養育費や前の配偶者との関係なども整理が必要 |
つまり、「バツイチだから無理」と考える必要はありませんが、「バツイチだから経験があって有利」と決めつけるのも適切ではありません。自分の年代や家族条件を順番に確認していく方が、実際の婚活では判断しやすくなります。
次に、まず影響を受けやすい年齢の違いから見ていきましょう。
年齢によって婚活の傾向はどう変わる?
IBJの年代別データでは、男性の成婚率は30〜34歳が最も高く、40代以降は下がる傾向にあります。ただし、この年代別データは「バツイチ男性だけ」を比較したものではありません。
そのため、40代以降の成婚率が下がる傾向を、そのまま「バツイチだから不利」と読み替えることはできません。年代による傾向と離婚歴による傾向は分けて見る必要があります。
自分が40代だから、あるいはバツイチだからという一つの条件だけで判断せず、複数の条件を合わせて考えるのが今回のデータの自然な読み方です。
年齢だけでなく、子どもがいるかどうかも婚活の状況を左右する条件のひとつです。続けて確認してみましょう。
子どもの有無で確認したいことは変わる
結婚相談所の実データでは、子どもがいない方が成婚率がやや高い傾向にあります。ただ、これは「子持ちが不利」ということではなく、必要な準備の中身が違うという意味です。
具体的には、交際が進んだ段階で、子どもとの関わり方や生活リズムをどう調整するか、相手が子どもとの関係についてどう考えているかを確認するタイミングなど、子どもがいない場合には出てこない確認事項が出てくる場合があります。これは相手に伝えるべきこと・相手から聞いておきたいことが単純に多くなる、という実務的な違いです。
子どもがいる場合といない場合とでは、婚活で意識しておきたいポイントが変わってきます。違いを踏まえて準備を整えれば、過度に不安になる必要はありません。
年齢や子どもの有無という自分の条件を確認できたら、次は婚活の相手となる女性が何を見ているかを知ることが、自己点検の材料になります。
女性はバツイチ男性のどこを見ている?自己点検リスト
結婚相談所の自社調査では、養育費や前の配偶者との関係、経済面などを気にする声が確認されています。こうした点を自分の中で整理しておけば、相手から確認されたときにも説明しやすくなります。
相談所によって差はありますが、離婚を経験した会員は一定数在籍しているとされ、女性側にも再婚相手を前向きに考える方が一定数いるとされています。数字の出し方は調査元によって幅があるため、あくまで目安として捉えてください。
気にされやすいポイントを、チェックリストの形で整理してみました。当てはまるところから、少しずつ準備を進めてみてください。
| 気にされやすい点 | 自己点検 |
|---|---|
| 養育費について整理できているか | □ |
| 前の配偶者との関係を簡潔に説明できるか | □ |
| 経済面の見通しを説明できるか | □ |
ここで紹介した内容は、複数の結婚相談所や婚活サービスが独自に行った調査をもとにしています。調査の時期や対象人数はそれぞれ異なるため、あくまで傾向をつかむための目安として参考にしてください。
養育費については、現在の支払い状況や今後の見通しを自分で把握しておくことが自己点検になります。前の配偶者との関係についても、現在どのような関わりがあるのかを自分の中で整理しておきましょう。
経済面については、現在の生活状況や今後の見通しを整理しておくと、相手から確認されたときにも説明しやすくなります。ここで重要なのは、よく見せるための答えを作ることではなく、自分の現在の状況を把握しておくことです。
離婚に至った理由についても、聞かれたときに慌てないよう、自分の中で整理しておくと、話す場面で落ち着いて対応できます。反省した点と、そこから学んだことをセットにして、隠さず簡潔に伝えられるようにしておくとよいでしょう。
相手が何を気にしているかを把握できたら、あとは自分の状況に合った次の一歩を選ぶだけです。
自分の状況に合った次の一歩
年齢や子どもの有無、相手に説明しておきたい条件を整理できたら、自分に合った婚活方法を選んでみましょう。
相談所はサポートを受けながら進めたい方に向いており、アプリは自分のペースで始めたい方に、パーティーは対面での出会いを重視したい方に向いています。
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| まずアプリから始めたい | 婚活アプリの選び方を見る |
| 対面型も検討したい | 婚活パーティーを見る |
まだ判断に迷う場合は、続くよくある質問も参考にしてください。
よくある質問(Q&A)
Q1:結婚相談所とアプリ、どちらがいいですか?
一人で進めるのが心もとないと感じる方には、サポートを受けられる相談所が向いています。まずは気軽に始めたいという方には、アプリが合っているでしょう。自分のペースや性格に合わせて選んでみてください。
Q2:養育費や親権はどう伝えればいいですか?
養育費や親権については、相手の状況や事情によって適切な伝え方が変わります。まずは現在の取り決めや状況を自分の中で整理しておきましょう。個別の法的判断が必要な場合は、弁護士などの専門家へ確認してください。

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